ECサイトを開設し、ネットショップを開くにあたって大切なのは、何を売るかです。
当然、売りたいものが決まっているから開店するのだとは思いますが、商品ラインナップのコンセプトをしっかり決めていないと、“なんでも屋”になってしまいます。
例えばショッピングモール内に出店するときでも、専門性をもたせている方が圧倒的に高い集客力を得ることができます。
“なんでも屋”にならないように気をつけましょう。
売るものが決まったら、それをどこから仕入れましょう?
商品の仕入れ方法としては主に、以下の6通りが考えられます。
ECサイトで販売されている商品は、大きく「オリジナル商品」と「仕入れ商品」とにわけられます。
前者では、そもそも自社で製作した商品を販売することになるので、仕入れ先に困るということはないでしょう。問題は後者です。
昨今、人気を博しているのがネット上の卸問屋です。
まず安価であること、商品のバラエティに富んでいること、珍しい商品を扱っていることもあるなど、考え方次第ではリアル店舗の卸問屋よりも利用価値が高い場合があります。
またネット上には、ECサイトを運営するかたわらで卸売をしている店もあり、交渉次第では卸をお願いすることも可能です。
現地で交渉するのであれば、リアル店舗の卸問屋に行くのが常套手段ですが、例えば海外に買い付けに行ったり、国内で行われている展示会や見本市などで直接、メーカーと交渉したりといったことも方法も良いでしょう。
一昔前でしたら、「信用取引しかしたくない」「数が少なくて受けたくない」など小規模経営のショップに難色を示す問屋もありましたが、昨今ではだいぶハードルも低くなっています。
最初に打ち立てたコンセプトに沿った商品を仕入れるために、リアル店舗での交渉が必要であれば、当たって砕けろ!というくらいの気概をもって交渉に臨みましょう。
そうして、いかに良い仕入先を見つけ、コンセプトに合った魅力的な商品を販売するかが、売上アップに直結すると言っても過言ではありません。